2008年06月03日 Tue 22:03

今月の気になる洋ゲーとか。

今更ながら『The Orange Box』(公式)の「Portal」クリア。

「Half Life2」が重力を利用する銃に対して「Portal」は空間(次元)を利用する銃というのが面白い。
この空間を操れる銃を使い、入り口と出口を作り、通常(現実)では移動できない場所へ移動し、
さらに、物理法則を利用し、加速するために落下を繰り返したりするアクション要素も駆使し、
一見すると行けなさそうな所に移動し、脱出していくという内容に、ストーリーが加わり、
それを上手くゲームにまとめていて、エンディングの曲は日本語訳も上手く表示され、
事情に印象深い曲に感じました。全体的にBGMもよいのでサントラが欲しいなぁ。

NINJA GAIDEN 2』(公式)の体験版も遊んでみました。
部位欠損や血飛沫等の残虐表現が話題になりがちですが、
遊んでみた感じでは、日本製のゲームならではというべきか、
キャラクタなどが良くも悪くもゲーム的アニメ的な感じなので、
あまり生々しさや、残虐性や残酷な感じはあまり感じませんでした。

もしこれが、海外のゲームの様にリアルなキャラクタ表現(例えば日本人なら『Stranglehold』とか)なら、
かなり表現的に問題がありそうですが、人にも依ると思いますが、
表現としてはこれはこれでアリかなぁと感じました。

肝心のゲームですが、敵味方共に攻撃が激しく、特に自分が攻撃しているとある程度自動的に動くので、
進む方向が分かりにくくなったり、敵がどこにいるかわかりにくくなったりするカメラワークが気になりました。

攻撃はボタンを連打しているだけで、ある程度の連続攻撃が決まるので、爽快感は感じられます。
また、忍者ならではのジャンプアクションなどもあり、移動時にもアクションテクニックが要求されます。

遊べるステージは、一番最初のステージのみですが、ゲームのグラフィックもムービーも非常に綺麗で、
簡単操作で滑らかに動くので、手軽に「俺、つえぇー!」感が味わうことが出来そうですが、
難易度の高さも有名なので、面白いと思ったのですが、購入しようか悩み中です。

とか思ってたら、ちょっと吃驚なニュースが。

板垣伴信氏、テクモを退社。未払い報酬および慰謝料を請求して同社を提訴 - ITmedia D Games
テクモ、板垣氏の声明文に対するコメントを発表 - ITmedia D Games (6月4日追記)

うーん、どんな気持ちでこのゲームを作ってたのかとか、今後「DEAD OR ALIVE」シリーズはどうなるなかとか、
ファミ通Xbpx360に連載されている「Team NINJA FREAKS」のことや、開発部署の「Team NINJA」の今後や、
板垣伴信氏が今後どこでどんなゲームを作るのかなど、色々気になったりします。

それはさておき、前のエントリで今月購入予定のゲームを書きましたが、それ以外で気になる洋ゲーも多数。

全部Xbox360のゲームばかりですが、最近は殆どのゲームがマルチプラットフォームなので、
PS3やWii等でもリリースされている場合が多いですので、他機種も気になるところです。

まず先日体験版が配信された比較的リアル指向のレースゲームの『GRID』(公式)。

DiRT」(国内未発売)のグラフィックエンジン「Neon engine」を使っているようで、美麗なグラフィックと、
任意のタイミングでで直前からやり直しが可能な、「フラッシュバック」機能が特徴的で、この機能は、
FULL AUTO』にもあったような、巻き戻し機能で、ミスしたときなどにコントローラのバックボタンを押すと、
その直前からのリプレイが始まり、その中でXボタンを押すと、そのシーンからやり直しが可能という、機能。
当然、無制限に何回でも使えるわけではないけれど、リアル指向レースゲームとしては、面白いアイデア。

マイク・タイソンの興行などを行い、独特のヘアスタイルで有名なプロモーター
「Don King」氏が監修したボクシングゲーム『Don King Presents Prize Fighter』(公式)も気になるところ。
トレーニングや人間関係を描いたスポーツドキュメンタリーの手法を取り入れたゲームになってるらしいので、
同じボクシングゲームの「ファイトナイト」シリーズと、操作性やゲーム性がどの程度違うのかも気になります。

「ファイトナイト」シリーズをリリースしているEAからは、リアル指向でないボクシングゲーム
『フェイスブレイカー』が、今年リリース予定なので、これまた面白そう。

また、『Fight Night Round 4』が来年(2009年)3月にリリース予定(国内は不明)なのも気になるところ。
同じく来年には『skate.』の続編というか進化版の『skate.2』同じく'09年の3月にリリース予定。

Robert Ludlums: The Bourne Conspiracy』(公式)は映画にもなった、「ジェイソン・ボーン」シリーズのゲーム化。
TPSっぽい感じで、映画同様超人的なアクションも再現されている感じで、撃つだけでなく、カーチェイスや、
体術を使った格闘(スローモーションになったりするみたい)などもあり、面白そう。
ただ、ストーリーとかが気になるので、ローカライズして欲しい作品だったり。

『Test Drive Unlimited』などを手がけた「Eden Games」が開発を担当する、
サバイバルホラーの古典的名作の第五作目となる最新作『Alone in the Dark』(公式)も気になる感じ。
メインは三人称視点で進行する、アクションホラーゲームといった感じで、トレイラーはこんな感じ。

これまたストーリーが気になるゲームなので、ローカライズして欲しい作品だったりします。

The Incredible Hulk』(公式)は『IRON MAN』(公式)同様、
映画からのゲーム化で、パブリッシャーも同じくSEGA。

緑色の巨体の超人ハルクとなり、街中で暴れるたりすることが出来そうなのが面白そうだけど、
映画も原作も知らないので、どこまで楽しめるかちょっと不安だけど、爽快そうな感じも。

『IRON MAN』もそうですが、ゲーム化された映画は、国内公開時にローカライズ版をリリースして欲しいなぁ。

最近では映画をゲーム化する際には、公開と同時か非常に近い時期ににリリースするため、
ゲームのモーションキャプチャなど、様々な事を映画作成と同時に、ゲーム製作が進行していたりするので、
映像などは映画と遜色ない作品が多かったりする感じがします。内容に関しては、本編とリンクしていたり、
本編のストーリーと同じだったり、アナザーストリー的なものなど様々で、楽しみも増える場合もあります。

後ゲームになった映画をまとめた本、『ゲームになった映画たち―シネマゲーム完全読本』も気になる一冊。

The Orange Box 公式サイト http://theorangebox.jp/
NINJA GAIDEN Ⅱ 公式サイト http://www.ninjagaiden2.jp/
板垣伴信氏、テクモを退社。未払い報酬および慰謝料を請求して同社を提訴 - ITmedia D Games
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0806/03/news095.html
テクモ、板垣氏の声明文に対するコメントを発表 - ITmedia D Games
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0806/04/news065.html
GRID 公式サイト http://www.racedrivergrid.com/
Don King Presents Prize Fighter 公式サイト http://2ksports.com/games/prizefighter
Robert Ludlums: The Bourne Conspiracy 公式サイト http://www.bournethegame.com/
Alone in the Dark 公式サイト http://www.atari.com/aloneinthedark/us/
The Incredible Hulk 公式サイト http://incrediblehulkthegame.marvel.com/index.php
IRON MAN 公式サイト http://ironmanthegame.marvel.com/index.php

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Posted by tugaa | Comments (0) | Category( GAME(SOFT) )
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