2006年11月23日 Thu 23:58
『日経ゲームエンタ!』を購入してみました。
『Engadget Japanese』に、北米で先行販売された、Wiiに関してのFAQが掲載されている、
「Wii 実機FAQ」を見ると、なかなかゲーム機としては、良さそうですね、こんばんは。
ただ、USB接続でキーボードやマウス、HDDが機能しないのは残念な感じですが、国内販売時や、
それ以降にファームウェアのヴァージョンアップとかで対応されたりしますかね?
で、ゲーム系のBlogやサイトで『日経ゲームエンタ!』の「ゲーム検定」が話題となっていますが、
実際にこの雑誌を購入したと言う記事を見ないので、購入してみました。
『日経ゲームエンタ!』表紙 『日経ゲームエンタ!』裏表紙 見開きD3の広告
プロモーションとしてネット上で話題になったのは成功だと思うのですが、
この雑誌のターゲットは、あまりゲームをしない人を対象としている感じなので、
あまりゲームをしない人がゲーム系の個人サイトを、それほど見るか疑問だったり、
そもそもゲームをあまりしない人が、わざわざこの雑誌を手にするかも疑問だったりします。
また、「ゲーム検定」の問題が非常にマニアックなのに対し、
この雑誌は、非マニア(=ライトユーザ)を対象としてるのも、
プロモーションの成功と売り上げの伸びにどう影響するのか(大きなお世話ですが)。
誌面は、編集方針なのか、会社的なものなのかは分かりませんが、全体的に、
他のエンタテイメント記事を取り入れず、ゲーム記事のみの構成なのは、
この手の大人向けゲーム誌としては、珍しく、好感が持てます。
但し、巻頭特集の「次世代ゲーム機を買う100の理由」と、
ネットと連動した企画の「ゲーム検定」以外はページ数が少ないため、
普段からゲーム雑誌やネット等を見ていると全体的に情報の目新しさや、
濃さは感じられませんが、この様な購読者と逆の層には、良いのかもしれませんが。
ただ、巻末の「市場分析 数字で見るPS2の未来」は、興味深く読むことが出来ました。
で、『日経ゲームエンタ!』を購入して、一番疑問に感じたのは、
Xbox360の『ロストオデッセイ』の体験版が付属してること。
(恐らく以前「ファミ通」に付属されてたのと同じもの)。
この雑誌のターゲットとしてる人が、「Xbox360」を持っているのか甚だ疑問ですので、
せめて付属させるなら、ユーザを限定する体験版でなく、DVDフォーマットで映像として
『ロストオデッセイ』や『ブルードラゴン』等を見せる方が、この雑誌では効果的だと思いました。
次世代機が出揃い、ある程度コアユーザに行き渡った時期だと思われる、
来年3月中旬に次号が出る予定との事なので、どういった切り口で、
ライトユーザに訴求する内容になるか、気になるところです。
あと、「ゲーム検定」は、ネットと全く同じ内容で、回答まで載っているので、
「ゲーム検定」で興味を持って購入すると、何となく損をした気分になる様な…。
というわけで、その回答を見ながらネットの「ゲーム検定」で100点を取ってみました。
「検定」の意味は全く無くなってしまうわけですが…購入するとやりたくなったので、つい…。
「ゲーム検定」100点その1 「ゲーム検定」100点その2
どうでもいいですが、巻末の東京ゲームショウのコンパニオンの写真と一緒に、
各社のブース写真もあるのですが、日経BPのブースは人が殆どいませんね…。
Engadget Japanese http://japanese.engadget.com/
Wii 実機FAQ http://japanese.engadget.com/2006/11/22/wii-faq/
日経ゲームエンタ! http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/game/index.html
ゲーム検定! http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/game/index2.html
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