2008年04月03日 Thu 23:03

『Codejunkies Wii FreeLoader』を使ってみました。

『モンスター ハンター ポータブル2nd G』(MHP2G)が凄い売れていて、
それに牽引されてPSP本体も売れてるみたいですが、MHP2Gって、世界観はあるけど、
決められたストーリーがない(ストーリー性が薄い)ゲームという点が凄いなーと思うところです。

これまではRPGの様に、ストーリーでユーザを引っ張っていき、
ユーザはそのゲームのストーリーの共通体験を分かち合う感じのゲームが多かったのに対し、
「モンスターハンター」シリーズは、世界観は作ってあるので、その中で好きなように遊び、
それぞれのユーザ体験を共有してください、っていう感じなので、非常にゲームらしいゲームという感じがします。

それはさておき、先日「PLAY-ASIA.COM」で購入した、Wiiのリージョンコードを解除して
海外版のゲームが遊べるようになるソフト『Codejunkies Wii FreeLoader』を試してみました。
試しに使用したゲームは、『History Channel: Battle for the Pacific (アメリカ, NTSC U/C)』です。

History Channel: Battle for the Pacific』は、Activisionの第二次大戦の太平洋戦場を舞台にしたFPSです。

パッケージ表パッケージ裏
パッケージ表                     パッケージ裏

『Codejunkies Wii FreeLoader』はGameCube(GC)のソフトと同じく8cmのディスクです。
説明ではWiiでも遊べるGCのゲームの海外版にも一部対応しているとのことです。
(Even works with some GameCube games.)

『Codejunkies Wii FreeLoader』中身『History Channel: Battle for the Pacific (アメリカ, NTSC U/C)』中身
『Codejunkies Wii FreeLoader』中身       『HC:Battle for the Pacific』中身

まず『History Channel: Battle for the Pacific (アメリカ, NTSC U/C)』(HC:BfP)を挿入すると、
当然リージョンが違うため、「?」マークが表示され、「ディスクを読み込めませんでした。」
「くわしくは、本体の取扱説明書をお読みください。」と表示されます。

エラーメッセージ「ディスクを読み込めませんでした。」
エラーメッセージ                   「ディスクを読み込めませんでした。」

続いて『Codejunkies Wii FreeLoader』を挿入すると、少し画面が乱れ、その後同じように
「?」マークが表示され、「ディスクを読み込めませんでした。」と画面に表示されますので、
ディスクを取り出し、その後『HC:BfP』を挿入すると、国内のゲーム同様の画面が表示されます。

起動画面開始直後
起動画面                       開始直後

その後はゲームの取扱説明書どおりにゲームを遊ぶことが可能でした。

デモムービーゲーム画面(FPS)
デモムービー                     ゲーム画面

そんな感じで使い方はというと、『Codejunkies Wii FreeLoader』を読み込ませる、
「ディスクを読み込めませんでした。」の画面が出た後、『Codejunkies Wii FreeLoader』を取り出し、
その後で、自分が遊びたい海外の(リージョンコードの違う)ゲームディスクを挿入するだけと簡単です。

なお、一旦電源を切ると『Codejunkies Wii FreeLoader』で読み込ませたデータが消えるので、
再度『Codejunkies Wii FreeLoader』を読み込ませる必要があります。

『Codejunkies Wii FreeLoader』は日本のWii向け以外に、USとEUのVer.があるので、
日本のWiiで海外のゲームを遊びたい場合は、『Wii FreeLoader: Japanese Version』を購入することになります。

なお、『Codejunkies Wii FreeLoader』は公式サイトにも書いてあるとおり、
「100% unofficial.」なので、何か不具合など問題が起きても全て自己責任ですし、
パッケージの裏に英語で「現行のWii Firmware に対応しており、将来的にFirmwareをUpdateした場合、
正常に動作することは保障できません」と言ったことが書かれており、今後WiiのFirmwareを更新した場合、
正常に動作しなくなる可能性もあるので、それらを踏まえたうえで、十分注意してから、購入、使用をオススメします。

『Codejunkies Wii FreeLoader』パッケージ裏の注意書

CAUTION:
FreeLoader for Wii works with all current versions of Wii firmware at the time of its release.
No guarantee can be given of compatibility with future firmware releases so if Online Updates are performed on your console this may prevent Freeloader from functioning correctly.

と、まぁ色々書きましたが、比較的気軽に海外版のWiiのソフトが遊べるので、
どうしても海外のWiiでしか出ていないゲームが遊びたい人には良いかもしれません。
ただし、何か問題が起きても全て自己責任となりますのでご注意ください。

PLAY-ASIA.COMでの『FreeLoader (Japanese Version)』の価格は(送料込みで)US$ 19.90(約2,000円)です。
気になるWiiの洋ゲーがある人は、購入してみても面白いかもしれません。

個人的には『Manhunt 2』、『Bully: Scholarship Edition』、『Geometry Wars: Galaxies
PS2でリリースされた『大神』のWii版『Okami』や、ピンボールゲームの
Pinball Hall of Fame: The Williams Collection』といったあたりが、
とりあえず気になっている(遊びたい)所です。

気になる価格はそれぞれの価格は、『Manhunt 2』がUS$ 49.90、『Bully: Scholarship Edition』が、US$ 54.90、
Geometry Wars: Galaxies』が、US$ 34.90、『Okami』が、US$ 44.90(4月リリース予定)、
Pinball Hall of Fame: The Williams Collection』が、US$ 34.90です。

これら以外にも、国内でリリースされていない海外版のWiiのソフトがあるので、
遊んでみたい方は、『FreeLoader (Japanese Version)』と一緒に購入してみてはいかがでしょうか?

ちなみにPLAY-ASIA.COMでは、国内版『オプーナ』は、US$ 39.90で、海外版の『Opoona』は、US$ 59.90ですよ。

History Channel: Battle for the Pacific 公式サイト
http://www.activisionvalue.com/titles/battleforthepacific/
Codejunkies Wii FreeLoader 公式サイト
http://us.codejunkies.com/Products/Wii-FreeLoader__EF000593.aspx
Codejunkies http://codejunkies.com/

Posted by tugaa | Comments (4) | Category( GAME(Review) )
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Comments

海外版のオプーナのレビューする予定のサイトはここですか。

Posted by: K.z at 2008年04月04日 00:08

K.zさん、コメントありがとうございます。

残念ながらここではありません。
「脳内メモ」という、コーエーが大好きなサイトがあるので、
そちらでやると思います。
念にためURLを書いておきます。

http://blog.goo.ne.jp/kz_brain/

Posted by: tugaa at 2008年04月04日 22:47

うぉおお、BullyってWii版出てたんですね。
これは少しFreeLoaderの購入を考えます・・・・!
Wiiでどう新聞配達するんだろうか。

どうでもいいですがBullyって読み「バリー」なんですかね?
ファミ通でとあるとこで「ブリー」と多分このゲームを
読んでいたのがあって気になったんですが。
自分はバリーだとばかり思ってたもんで・・・(汗)

Posted by: 少年 at 2008年04月13日 00:26

少年さん、コメントありがとうございます。

Wii以外でリリースされてるゲームと、
Wiiでの操作方法の違いは気になりますよね。

私も「Bully」はバリーって思って読んでました。
未来に残したいゲームの須田さんの記事で
「ブリー」って書いてあって何のゲームか一瞬分かりませんでしたよ。

ちなみにXbox360の「Bully」はリージョンが、
NTSC/Jに対応していません…_| ̄|○

Posted by: tugaa at 2008年04月13日 01:02