2005年10月29日 Sat 22:45

『ワンダと巨像』の感想みたいなの。

高速機動隊~World Super Police~』は、各所(といってもごく一部)にて、
買わないからな!「買え」とかって言うなよ!!絶対だぞ!!!
うわー買ってるよ!買わないって言ってるのに、何するんだよ!!
みたいな、ダチョウ倶楽部の上島竜平みたいなノリになってきてますね、こんばんは。

昨日は久々にじっくりと『ワンダと巨像』をプレイ。
結構面白いかも、けど、好き嫌いがきれいに分かれそうかも。
まだ半分も行ってない程度だけど、第一印象みたいな感じで。

で、どんなゲームかつーと、完全にアクションゲームです。
基本的な流れは「巨像を探す」→「巨像と戦う」の繰り返し。
巨像との戦闘だけに絞りきった、ソリッドなアクションゲームって感じ。
これだけなんですが、逆にこれだけに削った潔さがスゴイ。
ある意味かなりシンプル。余計なものとか足しすぎるとシムルペ?

移動は基本的に馬に乗って進むのですが、結構これが気持ちいい。
馬でいけない場所(高い所、地下など)には、馬から下りて、
歩いたり走ったり、ジャンプしたり、しがみついたり。

あまり迷う事もないと思いますし、極端な高所から落ちなければ、
死なないので、繰り返して、ルートを考えるのもあまり苦にならない感じ。

体力の回復は、移動中も巨像との戦闘中も同じで、しゃがんでじっとするだけで回復。
巨像以外のザコ敵は一切出現しなので、RPGの様に探索中余計な戦闘が無いし、
アイテムで回復できない代わりに、アイテム集めの煩わしさとか、
武器を探す必要がないので、巨像の探索と戦闘に集中できるのは良いかも。

攻撃は、基本は「いにしえの剣」がメインで、戦略的に「弓」を使用。
両方ともゲーム開始時から持っているし、弓も弓矢がきれる事がない。

巨像との戦闘は、巨像は弱点以外は攻撃しても無意味なので、敵の弱点を見つけ、
そこを攻撃できるようにするため、しがみつける場所を見つけて、巨像にしがみついたりと、
どうすれば弱点を攻撃できるかを見つける(考える)、実行するのが、戦闘のメインっぽい感じ。

しがみつきも無制限ではなく、握力ゲージ(みたいなの)があって、
いかに振るい落とされないようにするか、無駄なく動いたり、
ゲージを回復するかも重要だったり、アクションパズルゲームっぽい感じも。

握力と体力はアイテムで上限を上げる事も可能だけど、ちょっと分かりにくい。

どうすれば、そこを攻撃できるようになるか、天の声みたいなヒントがあるけど分かり難かったり。

巨像の攻撃は強烈なので、一撃食らうと下手するとゲームオーバー。
ただ、ゲームオーバーになっても、巨像との戦闘開始直前(巨像発見シーン)から
コンティニューできるので、面倒臭さは少ないかと。
巨像の迫力があるので、一撃で死んでもなんか納得してしまう感じ。

ムービーはこってりしたプリレンダリングCG(ムービー用のCG)ではなく、
リアルタイム3DCG(ゲーム中と同じCG)で進行するので、ゲーム中ロードはほぼ無し。
そのため、最近のプリレンダリングのCGムービーに慣れてたり、
期待してたりする人には、映像がちょっとしょぼく感じるかも。

全体的にシームレスなので、ストレスが少ない、と、ここまでが良い点。

気になった点もちらほら。
取説の雰囲気はいいけど、読みにくい。
ストーリーに謎が多い(クリアしたら分かるのかなぁ?)。
個人的にはアクションのバランスは悪くないと思いますが、
アクションゲームの得意な人はすぐ終るかも。
だから、クリア後のエンディングとか、特典というかオマケ次第では、中古の出回りが早そう。
(まぁ、これはショップが気にする事が多いかも)。

逆にCMとか印象だけで、内容が公開されてなかったので、
あまり知らずに買ってしまった人で、アクションが苦手な人には、
巨像の倒し方とかが分かりにくいし、若干難しめなので、
攻略サイトとかを知らない人や、見てもクリアできない、
ライト層の人が、クリア出来るか投げ出すか、微妙。

と『ワンダと巨像』に関しては今の所かんな感じです。
じっくり遊んだ方が面白そうなので、これから、ゆっくりと楽しもうと思います。

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Posted by tugaa | Comments (0) | Category( GAME(Review) )
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