2004年08月04日 Wed 07:25

日記について思ったこと(駄文)

Weblog(Blog or ブログ)って、名前はWeb上のLog(日誌)だから日記みたいなもの、
というか、私の場合は完全に日記として扱っていますが、
使い方によっては、コンテンツを管理したり、企業の案内に使えたり、
自分の意見を表明したり、色々と使い道は考えられますが、
やはり日記系が一番多いのでは?と思います。

で、ここで問題になってくるのは、Blogは更新するたびにPINGを打って、
PINGサーバに更新しましたという報告が出来るし、RSSリーダーとか使っていれば、
いつ更新されたかとかすぐ分かるので便利な反面、
極度にプライベートなことや、知り合いくらいしか見てないだろうと思って書いたことが、
全く知らない誰かに見られてしまうってこともありうるわけです。
(PINGを打つ打たないに関わらず、Web上に存在する限り)。

そこで、ソーシャルネットワークサービス(SNS)では、内部の人間しか見れない、
しかも、公開レベルをそのSNS参加者全員が見れるから、友人までとか、自分だけとか
設定できる日記とがあったりして、クローズド(プライベート)な日記には、
適しているように思えます(これらとBlogなどを複数を使い分けている人もいますし)。

しかし、そもそも、なぜネットで日記を公開してるんでしょうか?
もちろんこれは私も含めてですが、なぜ書いているのか自分でふと疑問に思いました。

もちろん、知られたくないことや、
知られてはいけないことや、教えてはいけないことは、書かなければいいのですが。

今度は、それら以外で、別に知られてもいい事を書いたとして、
それを見た人がどう思うかというを考えて書いている人と、
考えてない人に分かれるのではないかな?とか思ったりします。

他人に見られることを前提とした日記と、特に気にしていない日記との違いは、
どのあたりに出てくるのでしょう?

私の場合は、見られることを前提に書いてるつもりですので、
なるべく面白いこととか、役に立つを書こうと思っているわけですが、
あまり面白いこととか書けません_| ̄|○

逆に、見られないことを前提に書かれていると思われる日記の方が、
ストレートで面白かったりしますし。
もちろん、見られることを前提に書かれていて、面白いものも多数存在しますが。

これだけ、情報があふれてくると、メジャーな報道より、
個人の意見や情報の方が、面白かったり、意外なことを感じさせるからなのでしょうか?

こうやって、考えてみると、子供の頃は日記といえば、
夏休み(私の場合は、終了直前に)にイヤイヤ日記帳に書いてた、
日記を思い出したりします(もちろんそうでなく書いてた人もいると思いますが)。

そんな訳で、相変わらず収拾のつかない文章になりましたが、
個人の断片を垣間見るという点で、日記系サイトはこれからも続いていくのかな~?
とか、のんきに思いました。

で、結局なぜ日記(もしくは、それっぽいもの)をWebで書くんでしょうね?
と、結局疑問で終ってしまいました。

Posted by tugaa | Comments (4) | Category( Personal )
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Title: http://blog.kiyo.com/archives/2004/08/tugaa.html
from: megu's blog
Excerpt: tugaaさんの日記について思ったことを読んで、ちょっと考えてしまいました。 ... [Read More]
Tracked on 2004年08月04日 19:02
Comments

やはり、「共感」というのがキーワードだと思います。なぜかはわかりませんが、他の動物と比べ人間は「共感したい」という欲求が非常に強いのだと私は思います。そして、共感したいが故に絵を描き、文章を書き、情報インフラを拡張して行く。そして、共感できないことで戦争が勃発。
共感したいけど、できない!というジレンマが今の人間社会の様々なものを生み出してきたのではないのでしょうか?
むかし、「光る眼」という映画がありました。アメリカの片田舎ですごく高い知能指数をもった数名の銀髪の少年少女が生まれます。彼らは一人が体験したこと、得た知識を共有する能力を持っているというものです。「ダークシティ」という映画も同じような設定の異星人が出てきます。そしてどちらにも共通しているのが、彼らには「個性」というものが存在しないという設定でした。
もし、人間がこの異星人のようなものだったらまったく違った今があったのかも知れません。

Posted by: 農宗 at 2004年08月04日 10:12

単純に「面白いこと」「驚いたこと」「感動したこと」などがあった時、人に話したくなるでしょう。
その方法の一つとしてBlogという形に乗ったまでです。
私は特に日記を書いてるつもりもありませんし、「情報発信だ!」なんて大それた気持ちもありません。
日記なんて夏休みの宿題以外で書いたことありませんしねw

農宗さんの言うように共感したいのかもしれませんね

Posted by: 半兵衛 at 2004年08月04日 11:53

私は個人サイトって大好きですよっ!!
いいじゃないですか、好きなコト、好きな風に書いて。
もちろん読み手のことを考えてくださって書いているならベターだけれど、そうじゃなくても楽しいです。
tugaaさんのまじめな日記もいいけれど、ほら、ちょっと前にでてきた切れちゃった方もよかったですよ~

私、お返事書くつもりで長々とかいたことがあって、長すぎてしまったので自分のところにエントリーすることにしました(笑)。
ちょっとはずしちゃったかも?

Posted by: megu at 2004年08月04日 19:02

農宗さん、コメントありがとうございます。

なるほど「共感」というと、物凄く分かりやすいですね。
その「共感」が成立して「共存」し、しない場合最悪「争い」になると。
言われてみると、本当に深いテーマですね。
思いついただけの事に、これだけ的確に回答されると、
「共感」してしまいます。

上手く書けませんが、「なるほど」と、かなり思っています。


半兵衛さん、コメントありがとうございます。

確かに、そういうことは多々ありますね。
私も「情報発信」なんて大それた事は、全く考えていません。
けど、思った事を伝えるのに、言葉にしたり文字にするのは、
難しいですね。

農宗さんの仰るように、共感する、しないとかは、
ちょっとした言葉で、変わってしまう場合もありえますしね。

また、私の場合、大抵目的と手段が逆
(例えば今はMTやBlogツールを使うのが目的で、
エントリに≒日記を書くのが手段だったり)と、
あまり、普通ではない動機で物事を始めるタイプなので、
ふと、なんでみんな日記を書くのか単純に疑問に思った次第です。


meguさん、コメントありがとうございます。

私も個人サイトは大好きです。
好きな事を好きにかけるのは、凄く面白いことだと思います。
それが、当たり前に出来るのはいいことだとも思います。
自分以外の人の考えとか、知る事ってあまりないですしね。

エントリ読ませていただきましたが、同じような感覚だなーと
まさに「共感」してしまいました、;-)

あの中の人のモードの時も、
怒りを誰かに分かって欲しかったのだろうかと、今考えています。

ただ、あんまりなかの人モードは色々アレなので、
なるべく出てこない事を、個人的に希望してます;-P

Posted by: tugaa at 2004年08月04日 20:30