tugaa blog: 気になるポータルサイト

2004年07月15日 Thu 00:51

気になるポータルサイト

北朝鮮のWebポータル「Naenara」には政治や通商に関する情報が掲載されているが、
マルチメディアコンテンツやメールサービスへのリンクは機能していない。（ロイター）

見てみたいが、ちょっと怖い気もする…。
チャレンジャーな方は見てみてください。

というか、朝鮮中央通信社のカントリーコードが.jp=日本なのが、
微妙な感じなんですが、日本語で見れたら（・∀・）ｲｲ!!カモナー。

Naenara（「私の国」の意）
http://www.kcckp.net
朝鮮中央通信社
http://www.kcna.co.jp
朝鮮中央通信社（中国から見た平壌の風景）
http://www.uriminzokkiri.com

北朝鮮はこの1カ月、初のWebポータルをテストしている。
だがこれまでのところ、このポータルが提供を約束しているエンターテインメント、
ショッピング、無料メール機能にビジターはアクセスできない。

　Naenara（「私の国」の意）サイト（www.kcckp.net）はドイツに本拠を置き、
北朝鮮の政治、旅行、通商に関する情報にリンクしている。
さらに公式メディアと「リアルタイム」の音楽と映画がトップページを飾っている。

　このサイトは英語と朝鮮語で書かれており、
7月14日の時点でビジター数は1万4000人を超えたという。だが、
商用Webポータルにたいてい置いてあるようなコンテンツを求めるビジターは、
何も手に入れられなかっただろう。

　トップページからはあちこちで耳にする北朝鮮の軍楽が流れているが、
電子メールサービスやマルチメディアコンテンツへのリンクは機能していない。

　しかし登録したビジターは、北朝鮮の国営メディアである
朝鮮中央通信社（KCNA）の発行する（6月からの）最新ニュースを閲覧できる。
KCNAは同国と金正日総書記の代弁機関だ。

　KCNAは約5年前からインターネットにサイトを置いている。
アドレスはwww.kcna.co.jpと、本拠は日本になっている。
もう1つの北朝鮮のサイト（www.uriminzokkiri.com）では、
中国から見た平壌の風景を掲載している。

　新しいポータルには、
「優れた職人技のスタイリッシュな服」から鉄や非鉄金属まで
各種の商品を提供する北朝鮮の国営貿易商社の電話番号が掲載されている。

　このポータルの立ち上げに先駆けて、
2年前には北朝鮮が運営するオンラインギャンブルサイトが開設され、
また韓国では北朝鮮からの輸入品を販売する
オンラインショッピングモールが開かれている。

　Whois.netによると、Naenaraはドイツのサーバに置かれており、5月末に登録された。

　同サイトに掲載されているWebマスターの電話番号は北朝鮮のものだ。
同国の金総書記は、熱心なWebサーファーであると考えられている。